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歯科用CTの役割について

2013.03.28

関越歯科では2011年位から歯科用のCTを導入しました。
CTとはコンピューターを利用しデータ処理、画像再構成で断層写真を撮るX線コンピュータ断層撮影装置です。

ふつうのレントゲンでは、平面単位の撮影しができませんが立体で撮影できます。
歯科治療にはCT撮影がとても重要です。

正確な診断と安全確保のため歯の状態、骨の状態を色々な角度から知る必要があるからです。
CTで撮影した画像は術前術後とも使います。

例えばインプラントの術前検査や埋入位置確認、抜歯可能かどうかの判定、歯周病の判定、埋伏歯の状態確認などあげられます。
撮影画像を基に、数年後の口腔内と比較し、治療に活かす事も考えられます。
データを比較しながら治療できるということは、患者様に対して適格なアドバイスができます。

このようにCTを導入することで今まで以上に精密な診断ができるようになりました。
これからCTは、インプラント治療や歯周病治療などいろいろな場面で活躍することでしょう。

投稿者:関越歯科医院

オッセオインテグレーションの仕組みについて

2013.03.22

インプラントの素材であるチタンと骨組織が結合することをオッセオインテグレーションといいます。
現在インプラントは骨結合型インプラント(オッセオインテグレーションインプラント)が使用されています。

埋入した人口歯根と骨が結合し安定性が高く、咬合力も抜群になります。
少し難しい説明をすると、酸化膜と骨の接触する面にはいくつかの力が働くのですが、その力が生体の分子を酸化膜と結合し骨結合となります。
その力の一つは、酸化膜の引力や分子の隙間を介し生体分子を結びつける力で、物理結合といいます。

他に血中にある水分の水素イオンを介し生体細胞を結合させる、水素結合という力があります。
電気的結合はこれら二つを上回る力です。

さらに共有結合、イオン結合という力があります。また水分の力もあります。
インプラントは血液に接触し、血液に含まれる水分子が酸化膜に吸着し結合しやすい状態になるのです。

骨に埋められたチタンは身体によって作り出された酸基になり、酸化膜が成長します。
成長することで厚くなり時間がたつにつれしっかりと結合するのです。

投稿者:関越歯科医院

東松山でインプラントの歴史を考える2

2013.03.18

前回に続きインプラントの歴史についてお話をします。
スェーデンの科学者ベル・イングヴァール・ブローネマルク教授は、インプラントに適している素材はチタンであることを発見しました。

チタンは骨と結合し長期安定する素材として現在活躍しています。
1965年にブローネマルク教授によりインプラント治療された患者さんは、治療後約40年インプラントを使用しました。

ブローネマルク教授のインプラント累積残存データとして、「1983年から1985年にかけて上顎の残存90%、下顎の残存92%である」と発表されています。
「5年を超えると98%、10年以上超えると96%である」と発表されています。

現在のチタンを利用したインプラントの歴史は、長いインプラントの歴史から考えるとまだ短いものです。
これからも研究と実験を重ね発展をとげていくことでしょう。

インプラントは生活を豊かにし、現在より自分の歯に近い感覚で食べる喜びを味わう為にさらに進化していくでしょう。

投稿者:関越歯科医院

東松山でインプラントの歴史を考える

2013.03.11

関越歯科で行っているインプラント手術ですが、インプラントには長い歴史があります。
インプラント最古の歴史は、紀元前とされています。

1931年に中南米ボンジュラスで紀元600年のインプラントされた下顎の骨が発見されています。
使われていた歯は、貝殻で作られたものでした。
当時は適切な素材がなかったため貝殻を使用していたのですが、その後も鉄、金、宝石、アルミニウム、ステンレスなどあらゆる素材が試されました。

1952年スウェーデンの科学者ベル・イングヴァール・ブローネマルク教授が、インプラントに最も適した素材はチタンだということを発見しました。
ウサギの骨にチタン製の器具を埋め、器具をとりはずそうとすると器具と骨がくっついて外れないのです。
これまでの材質では考えられない現象で、このことによりチタンと骨は結合するのではないかと考えたのです。

その後研究を重ね、チタンの硬組織、軟組織に対して生体親和性の高さを実証しました。

投稿者:関越歯科医院

東松山でインビザラインを使って矯正治療

2013.03.04

歯科矯正にワイヤーを使わない治療としてインビザラインを利用します。
インビザラインとは矯正器具で、透明なマウスピースのようなものです。

少しずつ形の異なったマウスピースをはめていき、当初予定していた最終的な歯列になるように少しずつ近づけていくものです。
痛みも少なくてすみ、ブランケットやワイヤーを利用しない為、不快感が減ります。
また取り外しができるため歯磨きが通常通りできるのも利点です。

歯磨きが通常通りできるということは歯周組織を健康に保てます。
インビザラインはアメリカ製でアラインテクノロジー社が開発したもので、世界中で約140万人の人々を助けていると言われている矯正器具です。

矯正を希望される方で、見た目に目立つワイヤーに抵抗感を持つ方は多いのではないでしょうか。
ワイヤーを利用しないことで目立たず、通院回数も少なくて済みます。

見た目に矯正器具をつけていないようにさえ感じます。
ただし症例によっては他の方法がよい場合もありますので、まずはご相談下さい。

投稿者:関越歯科医院

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まずは、お気軽にお問い合わせください。

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