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オッセオインテグレーションの仕組みについて

2013.03.22

インプラントの素材であるチタンと骨組織が結合することをオッセオインテグレーションといいます。
現在インプラントは骨結合型インプラント(オッセオインテグレーションインプラント)が使用されています。

埋入した人口歯根と骨が結合し安定性が高く、咬合力も抜群になります。
少し難しい説明をすると、酸化膜と骨の接触する面にはいくつかの力が働くのですが、その力が生体の分子を酸化膜と結合し骨結合となります。
その力の一つは、酸化膜の引力や分子の隙間を介し生体分子を結びつける力で、物理結合といいます。

他に血中にある水分の水素イオンを介し生体細胞を結合させる、水素結合という力があります。
電気的結合はこれら二つを上回る力です。

さらに共有結合、イオン結合という力があります。また水分の力もあります。
インプラントは血液に接触し、血液に含まれる水分子が酸化膜に吸着し結合しやすい状態になるのです。

骨に埋められたチタンは身体によって作り出された酸基になり、酸化膜が成長します。
成長することで厚くなり時間がたつにつれしっかりと結合するのです。

投稿者:関越歯科医院

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