お家の方、特にお子さまと接しているお母さまがむし歯予防をすることが大切です。むし歯菌は生後約10~31ヶ月の間で、「むし歯菌(ミュータンス菌)」がお母さまからお子さまへと感染していきます。お母さまの口腔内にむし歯菌が大量にいて、なおかつ、お子さまが砂糖をたくさん摂取してしまうと、むし歯になってしまうのです。そうなると、ご家庭での歯みがきではむし歯菌を減らすことは出来ません。生涯大量のむし歯菌と付き合いながら過ごしていくことになります。
逆に、この期間を無事に過ごすことができれば、むし歯にとっての善玉菌が定着しやすくなり、むし歯になりにくい口腔環境に育ちます。当院では単にむし歯を治療するだけでなく、将来にわたり、お子さまがむし歯になりづらい口腔内環境作りを心がけております。