2013.05.15
こんにちは、東松山市の関越歯科です。
「歯槽膿漏」とは、中年の方々に多い歯の疾患ですが、歯肉に炎症が起こる歯肉炎と、歯を支えている骨まで及んでしまう歯周炎とがあります。
これは、歯肉がはれて出血を起こしたり、膿が出たり、臭いがしてきます。
また、歯と歯の間の歯周ポケットが広がります。ひどい症状になると、歯はグラグラしてきて、抜けてしまうこともあります。
これは、歯を支える骨が溶けてしまうからです。
また、歯槽膿漏の恐ろしいところは、初期から中期の歯周炎の時には、痛みが強くないことが多く、しかし症状はどんどんと進んでいることです。
つまり、痛みや腫れなどの症状が出るような自覚症状が出てしまった頃は、治療が難しい状態になっていることが多いのです。
なんとも怖い病気です。
歯周ポケットといわれる溝には、歯ブラシは届きませんが、この溝にたまる歯石を放っておいてしまうと、ひどい状態になってしまうわけです。
これは歯医者さんでクリーニングしてもらいましょう。
当院では、歯周病の治療や予防なども承ります。歯茎がはれて気持ち悪いなどと思われたら、どうぞお越しください。
投稿者:関越歯科医院