2013.12.16
先日club22主催の症例検討会と忘年会へ行ってまいりました。
クローズアップ現代に出演そして、日本のインプラントの父である小宮山先生のグループによる症例検討会は、素晴らしいものでした。(私もそのメンバーです)
臨床の経験を交換し、本場スェーデンの状況を分析して、本当に予後のいいインプラントの形態と、治療法を分析した結果、現在行われているインプラントの中で良いものもわかってきました。
その良いインプラントは、純チタン製 ネジ固定 それから、ブラッシングしやすい形態です。
これでだけではわかりにくいと思いますので、一般的な傾向としては、およそ20万円以下のインプラントは、純チタン製でなく、ネジ固定でもない、それからブラッシングしやすい形態ということまで考えられているということは少ないようです。およそ30万円以上から、3つの条件を満たしているものがあるようです。日本で一番古い臨床経験に基づいた結論です。これにより私は、本当に体に優しいインプラント治療を行っていけると
自信を持ちました。
患者様で10年以上もたないインプラント治療をされた経験をお持ちの方は、おそらく20万円以下のインプラントが多いのではないでしょうか。
是非自分の主治医に、純チタン製 ネジ固定 ブラッシングのしやすい形態ということを聞いてみてください。
参考になると思います。もしそうでないとしても、主治医を攻めないでいただきたいと思います。それは、世界中
で、ネジ固定それから、ブラッシングのしずらい形態のインプラントは、出回っているからです。それがいいというエビデンスも溢れています。短期的には、問題を生じないからです。インプラントを入れた直後から、よく噛めるからです。本当に全ての歯科医師は、患者様のために治療をしております。しかし、歯科医師は、神ではありません。ただし歴史に学ぶことはできます。「愚物は体験に学び、賢者は歴史に学びます」
是非後者のような先生のところでインプラント治療をして頂ければと思います。
投稿者:関越歯科医院